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2005年 05月 12日
孟宗(筍)について
〜飴と鞭とわがままな私〜の下を向いて歩こう!とguridialの谷定孟宗を見てのTB。
孟宗(筍)について_d0029746_23225520.jpg
上の二つのエントリーを見て私もそう言うネタがあったと思い出しまして。
これは山形県が誇る有数の筍の産地湯田川温泉の道にある物です。温泉街の入り口には「孟宗の里」と謳う歓迎の看板が立ってて更に道にはこれ。これをなんて呼んだら良いのか判りませんが床にはめ込んである物です。さすが筍の産地だけあって道路にこれです。
我が庄内地方では「孟宗筍」を一般的に「孟宗」と呼んでいるのだがそう呼ぶのは全国的にこの地区だけと言われています。
そもそも何故孟宗と呼ばれたか。それは中国の史話、二十四孝の一人孟宗に由来している。孟宗は中国三国時代(二二〇−二八〇)の江南の人。母の好物が筍だったので、老いて病の時に、孟宗あ母に筍を供したいと考えた。しかし厳冬だったので筍があるはずなく、竹林をさまよい竹を抱き嘆息していると、雪をついて四、五本の筍が頭をもたげた。歓喜して持ち帰り、母に食べさせたところ、病も治ったという話である。そこから一般的に孟宗と呼ばれるたとする節が有力です。
庄内地方の名物は筍御飯もそうですが何といっても「孟宗汁」、大きめに切った孟宗と厚揚げを煮て、味噌と酒粕を加えて味をととのえたもの。味噌味というのが特徴です。独特の甘さがタケノコ全体に広がってうまいです。地方によっては豚肉や手羽先等も入れたりするそうです。
そんな庄内の春の名物「孟宗汁」機会があったら一度ご賞味あれ。
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by wavesounds | 2005-05-12 23:11


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