人気ブログランキング | 話題のタグを見る
2005年 05月 29日
酒田市のマンホール②
酒田市のマンホール②_d0029746_11385743.jpg
マンホールシリーズ第二段です。
これは何の画像?
はい!これは山形県酒田市の北西約39kmに浮かぶ飛島と酒田市の市の花であるトビシマカンゾウです。
ではトビシマカンゾウとトビシマとは何か?
トビシマカンゾウとは…学名:Hemerocallis middendorffii var. exaltata 花期:夏
須佐寅三郎氏(山形農林専門学校講師)がニューヨーク植物園のスタウト博士の下で研究中にトビシマのカンゾウを入手し、1934年に新種として発表されたものであり、同植物園では、日本を代表するミカドという名で栽培されています。酒田に自生するトビシマカンゾウは、鳥海山等に咲くニッコウキスゲの一変種で、茎は1.0〜1.5mと背が高く、オレンジ色の花弁は10〜13㎝もあり、初夏の6月頃に飛島の草原一面に咲き乱れ、素晴らしい景色を描き出してくれます。かつて飛島では花を食用として、葉はムシロ、ゾウリ等に利用していました。また、天保年間、鶴岡の画家佐藤梅宇により「飛島図絵(カンゾウ摘みの図)」が描かれています。名前の由来は最初に発見されたのが山形県酒田市の北西にある飛島であることからこの和名がつけられました。佐渡島大野亀にも群生地があり,たくさんの観光客が毎年訪れます。

飛島とは…酒田市の北西39km、日本海に浮かぶ離島。今から6千年前の縄文時代前期の遺物も発見されていて文化の交流地点だったようです。酒田港から定期船「ニューとびしま」(定員300名)で90分。周囲約12km,面積2.7k㎡の扁平台地の小さな島で高い山がありません。周囲を対馬暖流が流れているため、山形県で最も北に位置しているのに年間の平均気温が12℃。この温かな気候のため、生息する植物や生物も豊かです。島の名物は、イカ、トビウオ、サザエなどの新鮮な魚介類、「ごどいも」と呼ばれる美味しいジャガイモ、トビシマカンゾウをはじめとする美しい草花、北の日本海では珍しいサンゴやドチザメ(人を食べません)の大群もいたり自然豊かな極上のマリンブルーの海。シャチもいるらしい。運が良ければ定期船からイルカが泳ぐ姿も見えることがあるそうです。そしてウミネコの繁殖地として国の天然記念物にも指定され至る所に繁殖しています。また島には渡り鳥も多く飛来し、バードウォッチングも楽しめます。良い所ですよ。飛島。私は一度しか行った事がありませんが。釣り好きな方は是非。

お気に入りましたらポチっとおして下さい。人気blogランキングへ

by wavesounds | 2005-05-29 11:52 | 酒田


<< Stand By Me      わが酒田市の…マンホール① >>